個別指導の塾バイト

時給の相場は?主婦でもOK?

個別指導でバイトしたい!条件や時給について


◆ 個別指導のバイトは学歴なども関係無い

個別指導や塾講師のバイトというと、学歴がないとできない、頭が良い人がやるものなんてイメージがあるかもしれません。それを理由に求人を見て、応募をためらってしまう人もいるでしょう。実際のところ、個別指導のバイトは高学歴でないとできないというわけではありません。難関大学や医学部生の講師をウリにする塾もありますが、それは限られた一部の塾です。

もちろん学歴は採用の時の目安になり、面接でも聞かれます。受験指導が目的の場合は、受験した経験があるかどうかを聞かれることもあるでしょう。しかし、個別指導に必要な能力は必ずしも学力ではなく、情熱や熱心さです。それよりも熱心さや生徒にわかりやすく伝える能力がポイントになるでしょう。
個別指導に求められるのは、生徒のペースに合わせて知識をかみ砕く能力や忍耐強さです。生徒の中には授業についていくことができずに、個別指導を選択するケースもあるでしょう。そのような生徒たちの気持ちに共感して寄り添うとともに、それぞれに適した勉強法を探すのが個別指導の役割といえるでしょう。
生徒にタイプがあるように講師にもいろいろなタイプがあります。自分は学力がないから無理と考えるのではなく、自分ならどのような指導ができるか考えて積極的に行動しましょう。

◆ 主婦の方でも歓迎!

時間を選んで働くことができる講師のパートは主婦からも人気があります。多くの塾では大学や短大を卒業した人であれば主婦や社会人であっても問題ありません。
出産や育児などで仕事から一度離れたという人も多いでしょう。生徒と向き合って信頼関係を築き上げる講師という立場にとって、育児の経験は財産になります。また生徒にとっても落ち着いて指導してくれる講師は安心感があって相談しやすい存在になるでしょう。 
勉強から遠ざかって久しいという主婦の方も多いはずです。そのような場合に合わせて塾では事前研修や、学習指導に関するテキストが用意されていることもあります。研修が充実した塾であれば未経験からでもサポートを受けながら講師としてデビューすることが可能です。
塾講師は週1日程度からスタートできるため、家事や趣味をこなしながらスタートすることもできます。ライフスタイルに合わせた働き方ができる職場として塾で働くことを検討してみましょう。

気になる時給の相場ってどれくらい?

個別指導の講師として働くときの時給は塾ごとに違います。一般的には1200円前後、1000円~3000円がボリュームゾーンといえるでしょう。他のバイトと比較してやや高めに設定される傾向がありますが、勤務する地方によっても相場が違います。
塾で働く時給は対象とする学年や課目によっても変わることがあるでしょう。小学生よりは中学生、中学生よりも高校生の方が指導内容が難しくなるため時給も高くなります。またいろいろな教科を教えることができる講師の方が時給は高くなるでしょう。
塾によっては手当やインセンティブという形で賃金に差をつけることもあります。たとえば、受験生を受け持った講師につける手当や、生徒の成績が上がった場合につけるインセンティブもあるでしょう。
塾で働くときの時給、やる気次第で大きく変動します。指導するテクニックが向上したり、対応できる教科や学年が増えたりすれば時給が上がることもあるでしょう。初めの時給は高くなくても、能力に合わせて時給が上がる職場であればモチベーションアップにもつながるはずです。
個別指導の求人を探すときにはスタートの時給がどの程度で、いくらまで上がるのか、インセンティブやボーナスがあるかどうかまで確認してから応募するようにしましょう。

個別指導バイトに採用されるための面接のコツ

個別指導バイトでは採用の段階で面接があります。履歴書やペーパーテストではわからない個人の適性があるため、求人の中でも面接は特に重要視されるポイントです。塾といえば勉強する場所なので、面接も学歴が高い人や真面目な人が有利かというとそのようなことはありません。
高い学歴がある人や真面目な人だからといって、塾講師の適正があるとは限らないでしょう。学力に秀でた人よりも、生徒と向き合う誠実さがある人のほうが好まれます。 バイトによって規定はさまざまですが、面接の服装は基本的にスーツをおすすめします。面接官に不快感を与えるような服装は生徒や保護者からも不評です。清潔感がある服装を選びましょう。
採用されるために特に重要視されるのが志望動機です。どのような想いで講師をしたいのかは、あらかじめ考えておきましょう。自分が受験した時の経験や、生徒の立場で講師と接した経験は強いアピールになります。必ずしも暗記して一言一句間違えずに言う必要はありません。大切なのは、相手の様子をみながら的確に質問の意図を汲み取ることです。
生徒がわからない点はどこか、どうしたら成績が上がるかを考えるためには、生徒と真剣に向き合う必要があります。生徒の信頼関係を築き上げるための熱心さや能力は、指導にも必ず役に立つでしょう。